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社長挨拶

海苔師の生涯から学んだ三代目の在り方

1960年頃祖父が佐賀県の有明海にて海苔の養殖を始めました、丁度私が生まれた頃になります。

当時の海苔養殖は非常に過酷であった様にいまでも鮮明に記憶いたしております。

皆様もご承知の通り海苔の生産時期は初冬の頃からです。
11月頃より始まり3月頃に漁期を終える訳ですが、九州の佐賀県とはいえこの時期は非常に寒いものでありました。

海潮の満ち引きに合わせて海苔を摘みに船を出しますが、摘みたての海苔は気温が上がると品質が低下してしまう為、真夜中からの摘み取り作業に成ります。
海面に浮かんでいる海草(海苔の原草)を一つ一つ素手で摘むのですが、腰に掛かる負担と手先のあかぎれなどで大変辛い思いをされていた様に記憶しております。

次に、摘み取りました原草は急いで港へ戻り工場へと運び、いくつかの工程を経た後1枚の形状へと成形され天日に干して乾燥されていました。

当時は乾燥機などは無く太陽の恵みだけが海苔を乾燥する手段で、その為夜中漁に出て摘み取りを行い日中の日差しを頼りに干していました。

正に、家族総出で美味しい海苔造りに精魂を込めていました。
当時、その地域の海苔師のご家族の皆さんはどちらもその様なご苦労を重ねてこられました。そしてその様な努力の結果、海苔と言えば佐賀県有明と言われるまでにブランドが育ったのです。

さて、小生はそんな海苔師の原点から海苔造りを肌で感じ、更には魂に触れる事が出来たことに感謝しております。しかし、それ以上にその心を如何に消費者の皆様方に美味しい海苔と共に伝えるかという大きな使命感を持つことになりました。

その心を伝えるべく弊社では、大きく分けて二つの部門を柱に事業展開を致しております。
一つはメーカー部門で、ここでは特許商品や実用新案をベースに商品開発を行っており、プリントのりに代表されるような、これまでにない商品造りを行っており、お陰様をもちまして全国に多くの代理店様に弊社の商品を販売をして頂いております。

二つ目は工場直販部門であり、テーマは如何に新鮮で良いものをお安く提供できるかに徹しており、磯の香りと独自の加工方法で「パリっ」とした食感と風味を大切にし、お届けしておりますので、消費者の皆様方にきっとご満足して頂けているものと確信しております。

最後になりますが、弊社が海苔師から学んだ三代目が守るべき継承の在り方とは
「海苔の原草を伝統の技と新しい技術で、一枚一枚丹念に造り上げご提供」
する事に在ると思い、その心を宝とし、大切に精進致してまいりたいと存じます。